ウクライナ人学生と学費トラブル 群馬・前橋市の学校法人 学費を全額返金へ

ウクライナ人学生と学費トラブル 群馬・前橋市の学校法人 学費を全額返金へ
群馬テレビ 2023/3/31(金) 19:12配信

ウクライナ避難民を受け入れ、日本語学校の学費の支払いを巡ってトラブルになっている前橋市の学校法人が「学費を全額返金する」という文書をホームページで公開したことが31日、分かりました。
日本語学校などを運営する前橋市の学校法人「ニッポンアカデミー」はウクライナからの避難民を受け入れていますが、学費の支払いを巡って一部の学生とトラブルになっています。この件について、ニッポンアカデミーは「学費を全額返金する」という文書を今月29日付けでホームページで公開しました。
ニッポンアカデミーによりますと、対象の学生や金額は個別に精査するとしていて返金の時期は未定だということです。ホームページには合わせて清水澄前理事長が3月末で理事を退任したことも記載されています。
清水さんは2月の記者会見で官民の支援を受けるウクライナ避難民に対し「難民貴族」などと発言しました。県は今月15日、不適切だとして行政指導を文書で行いニッポンアカデミーは22日に運営改善計画を提出していました。

 19歳から日本に住んでいるウクライナ人の政治評論家、ナザレンコ・アンドリー氏は、学校に批判的な立場で「差別や難民問題以前の話」と語る。

「マスコミはヘイトとかいろいろ言っていますが、私からしたらそれよりもずっと単純な話です。学長ははっきりと『半年は学費無料』と言って、学生はそれを聞いて入ってきたわけなので、その後、どんな理屈をつけようと約束がなかったことにはならないし、もし最初からその無料期間がもっと短かったら、学生たちは違う学校を選んだかもしれません。完全に学校側が悪いと私は考えています。

 それは別にウクライナ人に限らず、日本人だって、たとえばある私立学校から『非課税の家庭の子供30人を半年間、学費無料で受け入れます』と勧誘されて入学し、3カ月後に『あなたバイトできそうだから、ちょっと25万円請求しますね』と言われれば、誰でも怒る。それはもう詐欺まがいの商法だと思います。

 あと、彼らがアルバイトを始めたからといって、すぐに自立というのもおかしい。日本人の学生も同様、勉強をしながらアルバイトをすれば、月14万円とか、多くても17万円ぐらいしか稼げないと思うんです。

 それなのに、学校側は25万も請求してきたわけなので、つまり学校のために2カ月は無料で働けって言っているに等しいですよ。学長の言う自立の定義は、無茶苦茶だと思いますね」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする