砲丸が頭に当たり 男子中学生けが 栃木・鹿沼の陸上競技場、合同練習会で
下野新聞SOON 2023/5/6(土) 21:16配信
6日午前10時50分ごろ、栃木県鹿沼市旭が丘のヤオハンいちごパーク(鹿沼運動公園)陸上競技場で、砲丸投げの練習をしていた同市、中学3年男子生徒(15)の頭に、別の生徒が投げた砲丸(重さ約2キログラム)が当たった。男子生徒は病院に搬送され、左側頭部を打撲する軽症。命に別条はないという。
鹿沼署や市教育委員会によると、男子生徒は自分が投げ終わった砲丸を回収しに行った際、別の生徒が投げた砲丸が当たった。競技場では、市内の中学校3校による陸上の合同練習会が午前8時ごろから開かれ、生徒約90人と教員6人が参加。砲丸投げは生徒8人が練習しており、別の中学校の男子生徒が投げた砲丸が当たったという。
教員は競技場を巡回していた。事故発生時に砲丸投げの練習を見ていた教員はいなかったという。練習会の関係者が119番した。同署は事故が起きた状況などを調べている。
中村仁(なかむらひとし)市教育長は「事故が起きたことを重く受け止めている。生徒たちにつらい思いをさせてしまい申し訳ない。指導体制について検証の上、再発防止に努める」とコメントした。
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これ以前の砲丸の事故