「コロナでも病院には…」高校部活監督体罰暴言
KKT熊本県民テレビ 2023/5/19(金) 12:05配信
熊本市の千原台高校の女子ハンドボール部の監督が部員に繰り返し体罰を加えていたほか、新型コロナの疑いがあっても病院に行かないよう指示していたことがわかった。
熊本市体罰等審議会で体罰や暴言、不適切な行為あわせて8件が認定されたのは、千原台高校女子ハンドボール部の監督を務めていた教諭。
この教諭は2021年度から2022年度にかけて部員に至近距離からボールを投げつけたり、ひじの故障で三角巾をした部員にゴールキーパーをさせるなどの行為を繰り返していた。さらに新型コロナで陽性の疑いがあっても病院にいかず部活動への参加を強いる趣旨の発言をしていた。
千原台高校女子ハンドボール部は全国大会にも出場した強豪校。
この教諭は女子ハンドボール部の監督を10年前から務めているが、保護者からの指摘を受けて先月から部活動の指導を離れているという。市教委の聞き取りに対して教諭は事実関係の多くを認めていないという。市教委は今後この教諭の処分を検討することにしている。