島根大准教授、女性を階段から突き落とした疑いで逮捕 松江署
中国新聞デジタル 2023/6/27(火) 17:15配信
島根県警松江署は27日、自宅を訪れた松江市内の70代無職女性を階段から突き落としてけがをさせたとして、同市山代町、島根大総合理工学部准教授の望月真祐容疑者(57)を傷害の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は14日午前10時45分ごろ、職員宿舎の集合住宅の玄関前で女性に何らかの暴行を加え、階段の踊り場に転落させ、けがを負わせた疑い。
同署によると、女性はコンクリート製の階段7段分を転落し、右手を骨折する全治2カ月のけがをした。女性は一般家庭を訪問する活動をしており、望月容疑者宅を訪れていた。女性の関係者が「50歳くらいの男に腹部を蹴られた」と110番した。望月容疑者は「行為は間違いないが、積極的に突き落とそうとしたわけではない」と容疑を否認しているという。
同大は同日、記者会見を開き、事実確認を今後した上で厳正に対処すると説明。伊藤文彦総合理工学部長は「学生の不利益を最小限にとどめる対応をしたい」とし、謝罪した。