県立広島大の学科長を準強制わいせつ疑いで逮捕 20代女性の体を複数回さわった疑い 庄原署
中国新聞デジタル 2023/10/24(火) 19:05配信
広島県警庄原署は24日、庄原市新庄町、県立広島大生物資源科学部生命環境学科長で教授の伊原伸治容疑者(49)を準強制わいせつの疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、2021年4月1日未明、伊原容疑者の自宅で20代女性の上半身を複数回さわるなどした疑い。同署によると伊原容疑者は「そんなことはしていない」と否認しているという。
伊原容疑者は今年8月31日、自宅で別の20代女性の肩に手を回し、上半身を触ったとして庄原署に強制わいせつの疑いで逮捕され、処分保留で釈放されていた。
県立広島大学の教授の男が、自宅で20代の女性の体を触った疑いで逮捕されました。容疑を否認しています。
強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、庄原市新庄町の大学職員・伊原伸治 容疑者(49)です。
警察によりますと、伊原容疑者は去年12月27日、自宅で20代の知人女性の肩に手を回した上、上半身を複数回触った疑いがもたれています。
調べに対して伊原容疑者は「やっていません」と容疑を否認しているということです。
ことし6月に被害を受けた女性の関係者から相談があり、警察が捜査していました。警察が事件のいきさつを調べています。
県立広島大学によりますと、伊原容疑者は県立広島大学の生物資源科学部・生命環境学科の教授で、生命環境学科長と生命科学科長を兼任しているということです。
大学教員の逮捕を受けて、県立広島大学の 森永力 学長は、「被害者ならびに多くの関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。学生の模範であるべき教育者に対しこのような容疑がかかっていることを重く受け止め、事実に基づき厳正に対処していく」とコメントしています。