「野球部監督の使い走りや暴言で自殺未遂」損害賠償請求、延岡学園高側争う姿勢

「野球部監督の使い走りや暴言で自殺未遂」損害賠償請求、延岡学園高側争う姿勢
読売新聞オンライン 2023/11/14(火) 11:20配信

 宮崎県延岡市の延岡学園高野球部の監督による暴言などで自殺未遂に追い込まれるなどの精神的苦痛を受けたとして、野球部員だった元生徒が同校を運営する学校法人「延岡学園」と監督を相手取り、計696万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、宮崎地裁延岡支部(高木航裁判官)であった。被告側は請求棄却を求めて争う姿勢を示した。

 訴状によると、元生徒は2年生だった昨年8月、監督からコーヒーを買いに行かされるなどの「使い走り」として扱われ、他の寮生の前で暴言を受けるなどした。同月に寮で自殺を図り、命は取り留めたが睡眠障害などが続き、同10月に退学した。

 一方、被告側は「(使い走りは)原告に限って依頼したわけではない。大声で罵詈雑言を浴びせたこともない」などとする答弁書を提出した。

 この日は原告らの尋問があり、元生徒は「監督は大声で罵倒した。(使い走りを)断ったらどういう仕打ちを受けるか分からなかった」と述べた。

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