「我々に勝ったとか思わないで頂きたい」…「発達障害の息子」へのひどいイジメを放置した学校側が放った衝撃の言葉

「我々に勝ったとか思わないで頂きたい」…「発達障害の息子」へのひどいイジメを放置した学校側が放った衝撃の言葉
現代ビジネス 2023.12.30

避けられないいじめのリスク

10人にひとりから、今や都市部では4、5人にひとり――。

少子化もあり、今や中学受験が身近なものになりつつある。その中学受験では、誰しも高偏差値で知られる著名校を狙う。これは人情だろう。

だが、いざ受験となると、なかなか著名校ゆえの高偏差値の壁を超えられない。ならば偏差値では中堅校、安全校とされるところへとその狙いの照準を変える。そんな悲喜交々の受験戦争を終えて4月の入学式を迎えた。これから勉学に勤しみ、学園生活を楽しみと、来る明るい未来に思いを馳せたのも束の間、わが子がいじめ、からかいにあっていた……。

「あの先生の授業も学校も嫌だ。レベルが低すぎる。塾だとわかりやすく、難しい勉強も楽しくできる。学校だと低レベルなことを難しく話していて勉強にならない。だから席を離れた。何が悪いの?――」

タクミ君がこう話すのを聞き、カワカミさん夫婦は、この担任教師の授業の進め方が気になった。なので学校側に「授業参観」を申し出る。だが、結果はNO。その理由は、学校側にとって「予定にないこと」「本来、想定していないこと」だったからだという。

加えて担任には、「発達障害、多動への理解を深めて欲しい」と管理職教員に要望を出した。だが、その返事はカワカミさん夫婦にとって耳を疑うものだった。

「うちの子の特性を学校側にはきちんと伝えています。それで担任のこの対応はあり得ない」

小学4年、5年で担任に恵まれなかったと感じたカワカミさん夫婦は、6年進級時、もう公教育に子どもを任せられないと、学校側に、「勉強は塾でするので、学校は不登校とさせて頂く」と登校拒否宣言。小学6年は定期テスト以外は不登校とさせた。これがまた学校側との軋轢を生む。

「我々の窓口は教頭だったのですが、『私学受験は公教育への挑戦だ』『調査書には本校の基準通り書かせて頂く』『私学へ行くことで我々に勝ったとか思わないで頂きたい』と言うんです。こちらとしても思ってもいなかったことなので驚きました」

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