【長崎】SNSで知り合った県内の女子中学生を北海道の自宅に連れ帰る…未成年者誘拐容疑で札幌市の公務員の女を逮捕
長崎文化放送 2024/2/6(火) 19:29配信
長崎県内の女子中学生を誘拐し、長崎から北海道の自宅に連れ帰り滞在させたとして、札幌市の25歳の公務員の女が逮捕されました。
未成年者誘拐の疑いで逮捕されたのは札幌市北区に住む「北海道札幌工業高校(札幌市北区)」の環境整備員、空さくら容疑者25歳です。
空容疑者は、去年12月17日から19日にかけて、県内で10代の女子中学生を親権者に無断で連れ出し、航空機などを利用して1人暮らしの自宅に連れ帰り、滞在させるなどした疑いが持たれています。
女子中学生は去年12月19日、空容疑者の自宅付近を空容疑者と2人で歩いているところを長崎県警の警察官が保護しました。
空容疑者は調べに対し、「自宅に滞在させていたことは間違いありません」と容疑を認めています。
2人は去年7月、SNSを通じて知り合ったということです。女子中学生の関係者が去年12月18日に浦上署に行方不明者届を出し、事件が発覚しました。
浦上署は、長崎から北海道に連れ帰った経緯や滞在期間中の詳細などを調べています。
北海道教育委員会は、「道立学校の職員が未成年者誘拐の疑いで逮捕されたことは誠に遺憾です。今後、事実を確認したうえで厳正に対処します」とのコメントを発表しました。