熊本大学の職員が広報誌の制作会社社員にパワハラか【熊本】
TKUテレビ熊本 2024/7/10(水) 20:41配信
熊本大学の職員が大学の広報誌の制作を請け負う会社の社員に対し、パワハラ行為を繰り返していたとして、会社側が大学に契約解除を求めていることが分かりました。
熊本大学は10日の定例会見で「第三者を含めた調査委員会で事実関係を調べる」としています。
熊本大学が研究活動などを紹介する広報誌『熊大通信』。
去年から制作を受注している熊本市の広告制作会社によりますと、広報誌の制作過程で熊本大学の担当男性職員が去年10月以降、制作会社の女性社員に対し繰り返し声を荒らげたり、威圧的な態度で作業の指示を行ったりしていたということです。
女性社員はこの行為が原因で精神的な苦痛を訴え、体調不良となりました。
大学側は女性に今月2日に謝罪しましたが、制作会社は「これ以上の契約継続は困難」として熊本大学に契約解除を申し入れているということです。
しかし、大学側は契約解除の書面の中で理由はあくまで「契約内容の認識の相違」と主張しているということです。制作会社の社長は取材に対し「男性職員の慢性的なパワハラ行為は業者に対する優越的地位に基づくもので、見て見ぬふりをしていた他の職員の行為も許されない」と話しました。
10日の定例会見で熊本大学の小川学長はパワハラの疑いについて次のように述べました。
【小川久雄学長】
「こちらの職員の意見も聞かないといけない。調査委員会で明らかにしたい。現時点でコメントはそれ以上、言えない」
大学側は9日付で調査委員会を立ち上げ、「女性を傷付け申し訳ない。申し立てを真摯に受け止め、詳細な事実関係を調査する」としています。