小学教頭、盗みの疑いで停職6カ月 仙台市教委が懲戒処分
河北新報 2021/11/5(金) 6:00配信
仙台市教委は4日、パチンコ店でプリペイドカードを盗んだ疑いがあるとして、青葉区の小学校に勤務する50代の男性教頭を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、男性教頭は7月17日午後9時ごろ、太白区のパチンコ店で、利用客がパチンコ台に忘れたプリペイドカード(8500円相当)を盗み換金したとして、10月10日に窃盗容疑で仙台南署の事情聴取を受けた。市教委の聞き取りに対し、盗んだ事実を認め「負けた分を減らせると思った」と釈明したという。
男性教頭は被害者側と弁済に向けた協議を進めている。下山田健二教育人事部長は記者会見で「教員を適切に指導し、模範となるべき教頭のこのような行為が発覚し、大変申し訳ない。綱紀粛正に努め、再発防止に取り組む」と陳謝した。