元理事の高校教諭、大会運営費を懇親会費や旅費に流用…不正支出額は366万円 鹿児島県テニス協会が返還要求へ
南日本新聞 2024/7/23(火) 6:54配信
鹿児島県テニス協会の元理事の高校教諭が大会運営費などを関係者との懇親会費や旅費に流用していたとされる不正会計について、同協会は22日、第三者委員会(委員長・末永正大弁護士)がまとめた調査報告書を公表した。約487万円が不正にプールされ、約366万円が許容されない支出か使途不明な支出と認定された。協会は今後、返還を求める。
第三者委は弁護士2人と税理士の計3人で構成。調査は高校教諭が会計を担うようになった2014年以降を対象とし、歴代担当者からも聞き取りをした。
報告書によると、高校教諭は高校生の3大会の運営に携わった役員らに、交通費や報償費を支払ったように装って県協会に収支を報告。浮かせた金をテニス関係者との懇親会費や旅費などに充てていた。1大会の広告料もプールしていた。教諭の私的流用の有無は判断できなかった。
報告書は、会計担当者が、兼務する高校体育連盟の役職で交際費などを手出しすることから、プール金を作って賄うことが以前からあったと指摘した。
教諭は昨年3月に理事を辞任した。協会は会則や会計規約を整理し、会計管理体制の強化を進める。大西儀朋会長は「今後組織のガバナンスを徹底し、適切な管理体制を確立する。役員を刷新し、透明性のある組織にする」とコメントを出した。