福島医大の50代の教授がパワハラ行為で戒告処分に

福島医大の50代の教授がパワハラ行為で戒告処分に
KFB福島放送 2024/7/31(水) 20:00配信

福島県立医科大学の50代の男性教授が、部下に当たる教員に対するパワハラ行為があったと認定され、31日付で戒告処分を受けたことが分かりました。

大学によりますと、男性教授は、2021年4月から6月にかけて、医師免許を取得したばかりの教員に対し、業務に関する指導を求められたにも関わらず、十分な指導を行いませんでした。

また、同じ教員が、病気療養の休暇から復帰して間もない2023年2月ごろには、「業務量を制限すべき」と記載された医師の診断書があったのにも関わらず、配慮せずに業務を強要していました。

2023年8月上旬に教員からハラスメントの申し立てを受けて、大学が調査を実施。

男性教授が不適切な指示や言動により、教員に非常に強い不安とストレスを与えたなどとして、パワハラと認定されたということです。

男性教授は31日付で戒告の懲戒処分を受け、「真摯に受け止め、適切な対応に努める」と話しているということです。

大学は「職員一人ひとりに、医療人として高い倫理観が求められていることの自覚を促し、再びこうした事態を招くことのないよう、より一層の指導を徹底していく」としています。

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