熊本市立千原台高校の講師 野球部指導中の行為1件を『不適切な行為』と判断
TKUテレビ熊本 2024/10/17(木) 20:39配信
熊本市体罰等審議会は市立高校講師の部活動指導における行為1件を『不適切な行為』としたときょう発表しました。
TKUの取材によりますと、『不適切な行為』とされたのは、千原台高校の講師が野球部のコーチを務めていた昨年度2学期から3学期にかけての指導の際、部員の臀部(でんぶ)を足で軽く押したというものです。
熊本市体罰等審議会は、この講師に関し9件を調査し、うち1件を『不適切な行為』とした他は、すべて『該当外』と判断しました。
【熊本市教育委員会 教育政策課 田口 清行 教育審議員】
「不適切な行為というのは体罰、暴言等には当たらないが、指導改善が必要な行為ということになる。今回、不適切な行為と認定された事案は、生徒の臀部を足で軽く押した行為」
これまでに部員全員へのアンケートや関係する職員、教諭からの聞き取りなどを実施。9月の審議会で追加調査を決め、改めて聞き取りや現場での確認を行った上で判断したということです。
熊本市教育委員会によりますと、講師は部活動指導の自粛を続けていて、今年度中は指導には当たらないとしています。