盗撮で「壁役」の小学校教諭を停職 SNSで実行役と相談か「撮影しなければいいと思った」 千葉県教委
千葉日報オンライン 2024/10/17(木) 11:51配信
4月に東京メトロ半蔵門線錦糸町駅(東京都墨田区)のエスカレーターで起きたスマートフォンを使った盗撮事件で、千葉県教委は16日、性的姿態撮影処罰法違反容疑で逮捕され、罰金の略式命令を受けた浦安市立小学校の男性教諭(45)を停職3カ月の懲戒処分にした。教諭は依願退職した。県教委によると、教諭はSNSで知り合った男が女性のスカート内を盗撮する現場で、男の後ろに立ち、犯行が見えないようにする「壁」の役割を担ったという。
教諭は目撃者に通報され、5月27日、男と共謀した同法違反容疑で警視庁に逮捕された。東京簡裁から同法違反罪で罰金50万円の略式命令を受け、納付した。
県教委の聞き取りに「自分の認識の甘さで(自分が)撮影行為をしなければいいと思ってしまった。男が実際に盗撮したのかは分からない」と説明。男と直接会ったのは事件当日が初めてで、その数日前にSNSで男から「後ろに立ってくれると盗撮がしやすい」と持ちかけられていたという。男は大学生だという。
教諭は事件当日、仕事が休みだった。この日以前に盗撮に関わる行為はしていないと話しているという。
県教委は再発防止に向け、各校での研修や管理職会議を通じ、勤務時間外も含めた不祥事根絶指導を徹底するとした。県教委による懲戒処分は本年度11件目(本人処分9件目、監督責任が2件)となった。
女性のスカートの中を盗撮したとして、警視庁丸の内署が27日、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで千葉県の浦安市立小学校教諭、中野亮治容疑者(45)を逮捕していたことが捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、中野容疑者は交流サイト(SNS)で「盗撮をしよう」として知り合った10代の男子大学生と共謀。大学生がエスカレーターで女性のスカートの中を撮影している間、後ろに立って周りから見えないようにしていたとみられる。
逮捕容疑は大学生と共謀し、4月21日午前11時50分ごろ、東京メトロ半蔵門線錦糸町駅のエスカレーターで後方から乗客の女性のスカートの中にスマートフォンを差し込み、動画を撮影したとしている。調べに対し、「私が盾になったことは間違いないが、撮影したところや動画は見ていない」と容疑を一部否認している。署は大学生からも任意で事情を聴いている。
中野容疑者と大学生は直後に逃走したが、目撃した男性が大学生を呼び止め、大手町駅まで容疑者を呼び出させたという。同駅でトラブルになっている様子を見た人から110番通報があり、発覚した。