内申書入力ミスで2人不合格=誤ったデータ上書き―大阪府立高
時事通信 2012年4月24日(火)19時38分配信
大阪府教育委員会は24日、3月にあった府立山田高校(吹田市)の入試で、内申書のデータを誤って入力したため、合格した男子生徒2人を不合格にしていたと発表した。2人は既に私立高校に入学しているが、希望すれば山田高校に入れる。
府教委によると、同高の50代男性教諭が3月15日、パソコンソフトの動作確認のため、受験生33人の内申書データの上にダミーデータを入力し、そのまま上書き保存された。2人とは別の受験生が入試後、内申書の評定を開示請求した際、同高が誤りに気付いたという。33人分のデータを調べたが、合否に影響があったのは2人だけだった。