千葉市教育委員会 “いじめ重大事態”調査結果を公表

千葉市教育委員会 “いじめ重大事態”調査結果を公表
チバテレ 2024/10/24(木) 12:58配信

 千葉市立中学校の当時1年の女子生徒がいじめを受けて転校を余儀なくされた問題で、市教育委員会は法に基づき、「いじめ重大事態」として調査した結果を公表しました。

 この問題は2019年度、市立中学校の当時1年の女子生徒がクラスの生徒らから暴言を受けたり無視されるなどして、2020年6月に転校を余儀なくされたもので、10月23日の教育委員会会議で調査結果が報告されました。

 それによりますと、女子生徒が学校のアンケートでいじめを受けていると訴えていましたが、教員間で情報が共有されず、結果的にいじめ行為が放置されたと指摘。

 市教委も「対応するかどうかはもっぱら校長の判断である」として、対応を主導できていなかったと問題視しています。

 その上で、学校や市教委に対し、関係者間の情報共有の徹底やアンケートの効果的な活用、対応の迅速化などを提言しています。

 市教委は、今回の事案を「いじめ重大事態」として、いじめ防止対策推進法に基づき、第三者による調査を2021年5月から行いました。

 調査結果は、市教委のホームページで公表されています。

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