自殺した高1にひったくり指示、元同級生逮捕
読売新聞 2012年12月10日(月)20時15分配信
大阪府貝塚市で昨年10月、府立定時制高校1年・川岸朋之さん(当時18歳)が、中学時代の元同級生らに金を要求されていたことを示唆するメモを残して自殺した問題で、府警は10日、川岸さんらにひったくりを指示したとして、元同級生の少年(19)を窃盗教唆容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、少年は2009年12月7日、元同級生の専門学校生(18)に「何でも悪いことしたら金集まるやろ。(川岸さんらに)ひったくりをさせろ」と電話で指示。同日午後1時45分頃、同府泉佐野市内の路上で、川岸さんと大工(19)に女性からみかんの入った紙袋を盗ませた疑い。
少年は、川岸さんの残したメモで「呪う」と名指しされていた。