準強制わいせつ:元高校教諭に懲役5年求刑–地検 /秋田
毎日新聞 2012年12月13日 地方版
県北部の高校の女子運動部員4人にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われている元高校教諭、袴田智毅被告(40)の論告求刑公判が12日、秋田地裁(福士利博裁判長)であり、検察側は懲役5年を求刑、弁護側は無罪を主張し、結審した。判決は来年2月8日。
検察側は袴田被告が運動部監督という地位を悪用して行為に及んだと指摘。逮捕後に被害者側に示談を申し入れ、拒否されると一転して容疑をほぼ否認したことを「刑事訴追を免れるため」と指弾した。被害者も厳罰を望んでいるとして、長期の実刑判決を求めた。
弁護側は「直接証拠は被害者の供述だけで、客観的証拠はない」などと無罪を主張。袴田被告は、体を触ったことなど一部認めた内容については「教師、監督として適性を欠いた」と謝罪した。
起訴内容によると、袴田被告は11年8月から12年2月まで、県内外の合宿先やホテルなどで女子部員4人に対し計7回、わいせつな行為をしたとしている。【田原翔一】
起訴状によると、袴田被告は昨年8月〜今年2月、女子部員4人に対して計7回にわたり、自分に逆らえない状態を利用し、由利本荘市のビジネスホテルなどで、「Tシャツを脱げ。これセクハラか」などと言って胸を触るなどした、とされる。