「旅行やブランド品購入で生活が苦しくなり…」勤務先の中学校から窃盗容疑で逮捕の教師 余罪も捜査 函館
HTB北海道ニュース 2024/5/27(月) 15:54配信
勤務先の中学校から、備品を盗んだとして逮捕された函館市の教師の男。警察の調べに「生活費に充てるため」と供述していることが、新たに分かりました。
函館市の中学校教師・成田秀臣容疑者(47)はおととし、当時勤務していた恵山中学校から災害備蓄品の発電機や授業で使うミシン、シンセサイザーなどの音楽機器を盗んだ疑いが持たれています。警察の調べに対し、成田容疑者は容疑を認めていて、動機について「旅行やブランド品購入で生活が苦しくなり、生活費に充てるため」と話していることが新たに分かりました。盗まれた備品は、リサイクルショップに買い取られていたということです。
函館市教育委員会学校教育部・堤勝幸部長:「子どもたちの教育に携わる教員でありながら、窃盗の疑いで逮捕されたことは、子どもたち、保護者の皆さま、市民の皆さまの信頼を大きく損なうものであり、誠に遺憾であります。誠に申し訳ございませんせんでした」。
また、函館市教委によりますと、成田容疑者が現在勤務している桔梗中学校でも、災害備蓄用の発電機とポータブルストーブがなくなっていて、警察に被害届を提出しているということです。警察は、成田容疑者に余罪があるとみて詳しく調べています。