札幌・中1自殺:調査検討委が最終報告書説明会−−市教委 /北海道
毎日新聞 2012年12月20日(木)12時5分配信
札幌市白石区の市立中学1年の男子生徒(12)が「いじめられていて死にたい」というメモを残して自殺した問題で、市教委は19日、市立小中学校長ら約320人を対象に調査検討委員会の最終報告書説明会を開いた。
説明会には調査検討委の委員長を務めた福井雅英・道教育大教授も出席。福井教授は「(教員は)子どもの言葉の背後にある願いや思いを読み取る努力が必要」と指摘した上で、教員の負担を軽減するため、事務量の削減などを市教委に求めた。
調査検討委は「いじめられていたという情報はなかった」とする最終報告書をまとめている。【高山純二】
12月20日朝刊