<大阪・高2自殺>全府立学校で体罰を緊急調査へ
毎日新聞 2013年1月16日(水)12時28分配信
大阪市立桜宮高校でバスケットボール部顧問の教諭(47)から体罰を受けた男子生徒(17)が自殺した問題発覚後、初となる大阪府教委の教育委員会議が16日開かれ、全187府立学校で教職員への聞き取りを行い、在校生に対する体罰の有無や生徒からの相談件数について緊急調査することを決めた。2月5日までに府教委への回答を求める。
会議では、体罰に関する相談窓口を活用するよう生徒・保護者に呼び掛ける▽体罰根絶に向け、教職員への研修を行う−−ことを全府立学校に指示することを確認。16日午後に文書で通知し、府内の市町村教委にも同様の取り組みを求める。
また、今年度、体罰を理由に懲戒処分を受けた教職員が過去5年間で最多レベルの12人に上っていることが報告された。
橋下徹・大阪市長が桜宮高の体育系2学科の入試を中止するよう市教委に要請したことについては、「個人的に言うなら、こういう選択もありかなとは思う」「ほとんど進路が決まっている段階での中止はいかがなものか」などの意見が出た。陰山英男・教育委員長は会議後、記者団に「最終的にそう(中止に)ならないと願っているが、(市長が)そう言わざるを得ない事情があるのかもしれない」と語った。【林田七恵】