免許未更新の教員を市立小で誤って任用、市教委が発表/横浜

免許未更新の教員を市立小で誤って任用、市教委が発表/横浜
カナロコ 2013年1月17日(木)22時15分配信

 横浜市教育委員会は17日、教員免許を更新していない女性(36)を非常勤講師や臨時的任用職員として市立小学校で任用していた、と発表した。市教委が事前確認していなかった。

 市教委南部学校教育事務所によると、女性は教員免許を更新していない状態で2012年4月10日から11月30日まで、港南区内の市立小学校で非常勤講師や臨時的任用職員として音楽の授業を担当。同年12月3日から13年1月8日までは、金沢区の市立小学校で非常勤講師として勤めていた。

 教員免許の更新期限は12年3月31日だったが、女性は13年3月31日と勘違い。任用の際、市教委のマニュアルでは教員免許の原本を確認するよう義務づけていたが確認しておらず、ことし1月8日に本人が気付いて市教委に連絡した。

 女性は同日付で辞職。児童への影響について市教委は「授業は学校の指導計画に基づき適正に行われており、問題ない」と説明している。

 市教委は再発防止のため、市立小中高校など計515校を対象に調査する方針という。

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