桜宮高の各運動部、外部から指導者招請…市教委
読売新聞 2013年2月1日(金)15時25分配信
大阪市立桜宮高校での体罰問題を受け、市教委は同高の各運動部に、民間のスポーツ指導者やトップ選手らを「スポーツマネジャー」として招き、指導法の点検や助言を求めることを決めた。
外部から登用予定の新校長と市教委が人選し、今年度中にも始める。体罰を黙認していた運動部の指導体制を一新する狙いだ。
市教委は橋下徹市長の要請も受け、14運動部の顧問55人全員の入れ替えを検討しているが、体制を変えるには人事異動だけでなく、外部の人材が必要だと判断した。ボランティアではなく報酬を支払い、勤務体系は今後協議して決める。
同高の運動部は全て活動を停止しているが、市教委は2月5日の教育委員会議で全校アンケートの結果を公表し、体罰のなかった運動部の再開を認める方針。