府教委が調査チーム 網野高体罰問題 外部有識者加え 京都

府教委が調査チーム 網野高体罰問題 外部有識者加え 京都
産経新聞 2013年2月2日(土)7時55分配信

 府立網野高校で体罰が疑われる事案が発生していることを受け、府教委は1日、関係課と外部有識者でつくる「府立学校体罰問題特別調査チーム」を設置した。「体罰をうやむやにしない」としている。

 高校教育課や保健体育課などのほか、ケースに応じて臨床心理士や弁護士などの外部有識者も加わる。府立高46校、府立中学校2校などが対象で、アンケートなどで体罰が疑われる事案が報告された場合、必要に応じて学校に再調査を命じたり、直接関係者への事情聴取なども行う予定。

 府立網野高校については「学校が調査している段階。その結果を受けた上で、できるだけ早期にチームとして調査を行いたい」としている。

 府教委は、文部科学省の通知を受けて、府内でも体罰についての状況を調べる調査を実施する予定で、田中太郎・教育企画監は「体罰調査をしっかりとやってほしいという学校に対するメッセージと、府教委として主体的にかかわり責任を果たしたいという思いを込めている」と話した。

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