<桑田真澄さん>教職員に体罰一掃を訴え 大阪で講演

<桑田真澄さん>教職員に体罰一掃を訴え 大阪で講演
毎日新聞 2013年2月2日(土)18時57分配信

 大阪市立桜宮高校の体罰問題を受けて、市教委と大阪府教委のスポーツ指導に関わる教職員向け研修が2日、同市内で開かれ、元プロ野球選手の桑田真澄さん(44)が講演した。桑田さんは講演後の記者会見で「痛みや恐怖心で根性がついた実感はなく(体罰を受けた経験が)マウンドで僕を助けてくれたことは一度もない」と体罰一掃を訴えた。

 研修は非公開で、桜宮高を含む市立、府立の中学、高校の運動部顧問ら513人が参加。桑田さんが野球経験を基にスポーツ指導者のあるべき姿について約1時間話をし、教職員と意見交換をした。

 桑田さんは記者会見で「学生時代に体罰を見るのも嫌だった。絶対服従の関係で体罰をするのはひきょう」と指摘。メジャーリーグ在籍時に訪問したアメリカの小学校や大学では、コーチが怒鳴ったり殴ったりせず選手がのびのびと野球をしていたといい、「体罰なしでもすばらしい選手が育つ証しだ。主体的に考えられる選手を育てる方法を勉強しないといけない」と語った。

 橋下徹市長は「非常に分かりやすかった。生徒や保護者にも暴力指導は意味がないと分かってもらわないといけない」と話した。【原田啓之】

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