宇都宮市立小学校教諭の暴言:校長、体罰報告せず 会見後、市教委が確認 /栃木

宇都宮市立小学校教諭の暴言:校長、体罰報告せず 会見後、市教委が確認 /栃木
毎日新聞 2013年2月3日(日)13時2分配信

 宇都宮市立小学校で3年担任の男性教諭(46)が複数の児童に暴言や体罰をしていた問題で、学校側は事実を把握しながら市教委に報告していなかったことが分かった。
 市教委によると、教諭は昨年12月10日、授業前の「朝の会」で、別のクラスの男児2人が学年主任の悪口を言っていたことを聞きつけ、別室に呼び出して2人の額を拳で殴り、こぶができるけがをさせた。実際に悪口を言ったかどうかは確認しなかったという。
 同11日、殴られた男児の保護者から校長への連絡で発覚。校長は教諭に事実確認し、教諭は男児2人に謝罪したが、学校から市教委へは報告しなかった。
 市教委が体罰を把握したのは1日夕の記者会見の後。会見では、この教諭による別の児童への暴言など「不適切な指導」を発表した。その際、報道陣から体罰の有無について問われていた。会見後に市教委が改めて校長に聞いたところ、校長は隠していたことを認めたという。
 市教委は教諭や校長には暴力行為などを含めて他に問題がなかったかどうか繰り返し聞いたが、会見まで学校側から報告はなかったという。市教委学校教育課は「体罰の防止については繰り返し指導してきたが、このようなことが起きて極めて遺憾。今後は防止に向けて全力で取り組みたい」と話している。【中津成美】
2月3日朝刊

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