<刈谷高2自殺>新たな報告書提出へ 校長が保護者会で説明
毎日新聞 2013年2月8日(金)14時21分配信
愛知県刈谷市の県立刈谷工業高校の2年だった山田恭平さん(当時16歳)が11年6月に自殺した問題で、同校は7日夜に保護者会を開き、自殺の原因に関する報告書を訂正することを明らかにした。遺族が訂正を求めていた。学校側は誤りを認め報告書を作成した前校長が「本当に申し訳ないと思っている」と謝罪しているという。
同校によると、報告書は11年6月30日に県教委に提出した。山田さんの兄が同校を希望していたのに入学できず、両親の期待を受けて悩んでいたなどの内容だったため、遺族が「事実関係が誤っている」と指摘していた。同校は「第三者からの情報をそのままうのみにし、記載してしまった」という。
この問題をめぐっては、山田さんが所属していた硬式野球部で当時の顧問が部員に体罰をしていたことも明らかになっている。山田さんは体罰を受けなかったが、遺族側は「友人が殴られているのを嫌っており、自殺の原因」と主張する。同校は自殺と体罰の問題を切り離して県教委に報告していたが、体罰についても報告書に追加する。
保護者会は遺族側の求めに応じ、初めて開かれた。【黒尾透】