桜宮高教諭の「暴力」が自殺の一因…懲戒免検討
読売新聞 2013年2月12日(火)11時39分配信
大阪市立桜宮高校バスケットボール部の2年男子生徒(17)が自殺した問題で、実態を調査している市外部監察チームが、自殺直前の同部顧問の男性教諭(47)による暴力が自殺の要因の一つ、と認定する報告書をまとめたことがわかった。
顧問に対し厳しい処分が相当とも指摘しており、市教委は報告書の提出を受け、12日の教育委員会議で、顧問の懲戒免職を検討する。
市教委や弁護士でつくる外部監察チームは、顧問や生徒らから聞き取り調査を実施。その結果、男子生徒が自殺前日の昨年12月22日、同高体育館で行われた他校との練習試合中に顧問から顔などを平手で何度もたたかれ、同18日の練習試合でもコート内でほおを平手でたたかれていたことを確認した。