アスベスト:堺西高の体育館屋根裏に 飛散、健康被害なしか /大阪

アスベスト:堺西高の体育館屋根裏に 飛散、健康被害なしか /大阪
毎日新聞 2013年2月13日(水)17時59分配信

 府教委は12日、府立堺西高校(堺市南区)の体育館屋根裏にアスベストを含んだ断熱材が使われていたと発表した。飛散しにくい板状で、空気中のアスベスト濃度も測定できないほど低いため、飛散の危険や健康被害はないとみられる。
 府教委によると、耐震工事のため現地調査をしていた設計事務所員らが1月22日、断熱材を見てアスベストの可能性を指摘。府教委が調べたところ、アスベストの一種「クリソタイル」を使った板状の断熱材が屋根裏約1280平方メートルに貼られていた。
 府教委は来週中にも取り除く。75年の建設当時から使われていたが、設計図面に記載がなく見過ごされたとみられる。【林田七恵】
2月13日朝刊

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