横浜市教委の学習調査、つづきの丘小で内容の一部を事前に指導/神奈川
カナロコ 2013年2月14日(木)0時30分配信
横浜市教育委員会は13日、7日に実施した学力・学習状況調査について、市立つづきの丘小学校(都筑区、山口昭代校長)で、正答率を上げるために調査内容の一部を事前に児童に教えるなど不適切な対応をしていた、と発表した。再調査は行わず、データ集約の際に当該箇所を除外する。
市教委によると、不適切な対応をしていたのは3年と4年の担任計4人。3年では、調査問題とほぼ同じ内容のローマ字の読み方を事前に練習させたほか、未履修だった理科の「物と重さ」について調査前日に指導。調査中には、漢字の書き取りを間違えた児童に助言していた。
4年では、漢字の読み書きや理科の電流回路図など、調査問題に関わる内容を事前に指導していた。8日に保護者を名乗る匿名の電話があり、発覚した。
同校には調査の問題用紙が1月30日に配送され、未履修の部分が出題されていないかなどを、教諭が事前に確認していた。
担任教諭らは「正答率を上げたかった」「未履修に責任を感じていた」などと話しているという。
学力・学習状況調査は市立小・中学生約27万人を対象に行っており、学習状況などを把握し学力向上や指導力向上に反映させるのが目的。序列を付けるものではなく、未履修の問題は回答しなくてよい。
市教委は再発防止策として、調査の目的について周知徹底を図る。同校は14日に児童、保護者に謝罪し説明する予定としている。