覚せい剤使用の教諭を懲戒免職/さいたま市教委
埼玉新聞 2013年2月23日(土)0時2分配信
さいたま市教委は22日、覚せい剤取締法違反容疑で茨城県警に逮捕、起訴された市立宮原小学校の竹内重徳教諭(45)を懲戒免職処分にした。
市教委によると、2月13〜22日にかけて、同校長や市教委の担当者らが3回接見。竹内教諭は「(昨年2月に)都内で声を掛けられ、それから使用するようになった」「教務主任という仕事はつらかった」などと話した。児童たちに対しては「深い傷を負わせてしまったことについて、悔やんでも悔やみきれない」と後悔の念を口にしたという。
竹内教諭は今年1月5日ごろ、千葉県松戸市の知人宅で覚せい剤を使用したなどとして、同罪で起訴されていた。
また、市教委は昨年6月30日に本庄市内で交通事故を起こし、40代女性に加療約1カ月のけがを負わせたとして、市立小学校の女性教諭(59)=自動車運転過失傷害罪で本庄簡裁が罰金20万円の略式命令=を戒告処分にした。
市教委は「教員がこのような事件を起こしてしまい、大変申し訳なく思います。二度とこのようなことがないよう、努力してまいります」とコメントした。