熊本市教委:プール監視員経費負担、来年度から2人分 昨夏の水難事故受け /熊本

熊本市教委:プール監視員経費負担、来年度から2人分 昨夏の水難事故受け /熊本
毎日新聞 2013年3月1日(金)15時52分配信

 熊本市教委は、夏休みに開放される小中学校のプールの監視員配置の経費を来年度から負担する。これまで開放事業は各PTAが実施し、監視も行っていたが補助はわずかだった。昨年夏の水難事故を受けた安全対策強化のための措置。開会中の定例会に提案された来年度一般会計当初予算案に関連経費3000万円を計上した。
 これまでプール開放事業は各PTAの主催で、監視マニュアルも独自に作成し、保護者が交代で監視していた。しかし、市教委の補助金は1校当たり9000円しかなかった。
 そうした中、昨年7月に花園小(西区花園)のプールで遊泳中の小2女児が意識不明の重体となる事故が発生。このため来年度から、開放事業はPTAと学校でつくる運営委員会と市教委が共同で行い、市教委が監視員2人分の経費(1校当たり28万円)を負担することとした。また小学校30校に監視台がなかったことから新たに配備する。
 ただ、プールの開放日数や開放時間は長いため監視員2人だけでは足りず、これまで通り保護者による監視は必要。市教委は現在、必要な監視員数など統一的な運営基準を定めた手引きを作成中で、この手引きをもとに各運営委に監視マニュアルを改めて作成してもらう。健康教育課は「経費負担とマニュアル整備でプールの監視体制を充実させたい」としている。【松田栄二郎】
3月1日朝刊

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