体罰:バレー部元顧問を停職4カ月−−県教委 /長野
毎日新聞 2013年3月15日(金)12時56分配信
部活動の指導中、部員に体罰をしたとして、県教委は14日、岡谷市立東部中のバレーボール部元顧問の男性教諭(50)を停職4カ月▽飯山市立城南中のバスケットボール部元顧問の男性教諭(36)を減給10分の2の3カ月−−の懲戒処分とした。
県教委によると、東部中の教諭は10年10月ごろ、練習中にミスをした部員に対し、至近距離で顔や胸にボールを投げつけ、鼻血を出させるなどした。「ばか、死ね」などと暴言も吐いたとしている。体罰での停職4カ月は過去最高。
処分ではこの他、児童がけがをした際に申請する災害共済給付の手続きを怠ったとして、中信地区の養護教諭2人を減給10分の1の1カ月▽体罰などを巡る管理責任を問い、校長4人を減給や戒告−−とした。【小田中大】
3月15日朝刊