体罰:県内、昨年4月〜今年1月に61件 全小中高で実態調査 保護者らを対象に記名式アンケも実施 /宮崎

体罰:県内、昨年4月〜今年1月に61件 全小中高で実態調査 保護者らを対象に記名式アンケも実施 /宮崎
毎日新聞 2013年3月15日(金)17時1分配信

 県教委は、県内の全小中高校を対象にした体罰の実態調査結果をまとめた。12年4月〜13年1月の10カ月間に、163人の児童・生徒に対し61件の体罰があったことが分かった。
 公立438校では計40件の体罰があり、内訳は小学7件、中学18件、高校15件だった。内容は「素手で殴る」が24件で最も多く、ほかに「投げる・転倒させる」2件、「棒などで殴る」1件などがあった。発生状況は授業中13件で、部活動、ホームルーム、放課後、休み時間がそれぞれ5件だった。
 被害は鼓膜の損傷や打撲などのけがが8件で、32件ではけがはなかった。40件のうち、教員に対する懲戒処分(戒告)が出たのは鼓膜を破った1件のみだった。
 私立25校では計21件あり、内訳は小・中校6件、高校15件。鼻血や打撲などのけがが4件で、けがなしは17件だった。
 大阪市立桜宮高の体罰問題を受け、文部科学省が全国の県教委に依頼して調査。県教委は2月、全市町村教委から報告を受け集計した。県教委は現在、児童・生徒、保護者、教職員を対象に記名式のアンケートも実施しており、4月末までに結果をまとめる予定。
 県教委は「調査結果を基に、体罰に頼らない指導を徹底したい」と話している。【中村清雅】
3月15日朝刊

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