新型コロナ対策の助成金を不正に受給した疑いで逮捕されていた佐賀市にある会社の役員の男が、同様の手口で約１２００万円をだまし取った疑いで２６日、再逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは佐賀市水ケ江の土木建設会社・セイホウ工業の代表取締役・山下美津成容疑者（５７）です。 警察によりますと、山下容疑者は２０２１年４月から９月までの間、架空の従業員１８人に休業手当を支給したように装い、緊急雇用安定助成金約１２００万円をだまし取った疑いがもたれています。 山下容疑者は今年３月、同様の手口で約１３００万円をだまし取った疑いですでに逮捕されていました。 警察の調べに対し、山下容疑者は「助成金をだまし取ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。