部員に平手打ち、キック 豊中市立中の37歳教諭戒告
スポーツニッポン 2013年3月28日 19:08
大阪府豊中市教育委員会は28日、部活動の練習試合の際に生徒に平手打ちをするなどの体罰を加えたとして、市立中の男性教諭(37)を同日付で戒告の懲戒処分にした。
市教委によると、男性教諭は部活動で顧問を務め、2012年3〜9月の試合の際に、出場メンバーの8人に平手打ちをし、一部の生徒には尻を蹴るなど、複数回の体罰をした。練習での日常的な暴力はないとしている。
市教委は、学校名が特定される可能性があるとして、部活動名を明らかにしていない。男性教諭は「気合を入れるため、指導の一環という認識だった」と反省しているという。
また、市教委は同日、卒業式で職務を離れ、国歌斉唱に反対するビラを配ったなどとして、市立小の女性教諭(60)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。