<樟蔭東学園背任>理事会で小山理事らを解任

<樟蔭東学園背任>理事会で小山理事らを解任
毎日新聞 2013年4月1日(月)15時1分配信

 東大阪市の学校法人、樟蔭東学園の実質経営者で理事の小山昭夫被告が、学園から融資3億8000万円を無担保で引き出したとして、背任罪で起訴された事件で、学園が小山被告らを解任したことが、学校関係者への取材で分かった。

 学校関係者らによると、3月29日の理事会で、小山被告と、学園が運営する樟蔭東高校の宮近スイ子校長が理事を解任された。学園はホームページで「教育に携わる者が法令・規則を順守することは言うまでもなく、起訴を受けたり、補助金のカットを受けるような事態はあってはならない。信頼回復と教育内容の充実に努めたい」としている。

 樟蔭東高校は昨年8月、教員不足のため、衛生看護科の教員が資格外の授業を担当していたことが発覚。大阪府は昨年度の補助金を1割カットした。

 文部科学省は「理事態勢の見直しはこれまで指導しており、解任が事実ならば一定の改善が図られたと受け止める。今後、どこまでの刷新が図られ、経営が正常化されるかを確認していきたい」と話した。【稲垣淳】

東大阪市の学校法人「樟蔭東学園」(高橋努理事長)が顧問の小山昭夫氏(80)に運営資金から計4億8000万円を不適切融資した問題で、小山氏が07年に学園の人事権を得るために使った2億円は、自身が理事長を務め、民事再生法の適用を受け経営再建中だった学校法人「東北文化学園大学」(仙台市)の運営資金を無断流用したものだったことが分かった。関係者は「経営再建中の学校の資金を私的流用するのは許されない」と批判している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする