「殺さねば殺される」京都男性刺殺 逮捕の女が容疑認める供述

「殺さねば殺される」京都男性刺殺 逮捕の女が容疑認める供述
産経新聞 4月25日(木)15時6分配信

 京都市南区のマンションで今年2月、住人の職業不詳、清水大士(ひろし)さん(38)が刺殺された事件で、京都府警に殺人容疑で逮捕された西川麻衣容疑者(25)=京都府京田辺市=が「清水さんに自分が殺されると思い、殺すしかないと考え殺害を頼んだ」と、容疑を認める供述をしていることが25日、捜査関係者への取材でわかった。

 府警捜査本部によると、当初は「全く身に覚えがない」と否認していた。一方、共犯として同容疑で逮捕された夫で元大学院教授の契約社員、西川克己容疑者(55)=東京都豊島区=は、一貫して容疑を否認している。

 捜査関係者によると、麻衣容疑者は昨年2月、清水さんから脅迫や暴行を受けたと府警に相談しており、「このままでは殺されるかもしれないと思っていた」と供述した。交際相手だった克己容疑者に「死にたい。(清水さんを)殺さないと幸せになれない」などと相談を持ちかけ、殺害を依頼したとみられる。

 麻衣容疑者は以前、清水さんが経営していた風俗店に勤務し、一時交際していた。風俗店で客だった克己容疑者と知り合い、事件翌日の2月14日に入籍した。

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