指導要録1719人分紛失 神戸市教委 11校園、誤って破棄か
産経新聞 4月26日(金)7時55分配信
神戸市教委は25日、市立幼稚園と小・中学校、特別支援学校計11校園で、平成5年〜18年度に卒業した1719人分の指導要録を紛失したと発表した。誤って破棄するなどした可能性があるという。
同市教委によると、指導要録は児童、生徒の氏名、生年月日、保護者名、入学・卒業年月日、進学・就職先などが記されたもので、国の規則で20年の保存が義務づけられており、卒業生の卒業証明書の発行などに使用される。
今年3月末、同市西区の市立幼稚園で指導要録の整理をしていたところ、一部が保存期間内に廃棄されていたことが発覚。このため全校園で調査したところ、大量の紛失が判明した。成績などが記載された5年保存の別様式の指導要録と一緒に保管されていたケースが多く、誤って同時に破棄されるなどしたとみられる。
紛失した校園は、児童や生徒の家庭を訪問したり、文書で謝罪し、学校に保管されている卒業証書台帳などを基に新たに指導要録を作り直すという。
同市教委では、平成11年度にも市内の計30の市立幼稚園、小・中学校で、児童や生徒計約4万8600人分の指導要録が保存期間の過ぎる前に廃棄される問題が発覚していた。