<PTA会費>使途不明3000万円 兵庫・飾磨工
毎日新聞 2013年4月28日(日)19時47分配信
兵庫県立飾磨工業高校(同県姫路市、出田豊久校長)のPTA会費に約3000万円の使途不明金があることが、同校への取材で分かった。物品納入業者などへの未払い金も数百万円あるという。会費の口座を管理していた女性事務員が今月上旬に自殺。その後、PTAが通帳残高を確認したところ、通帳と出納簿の支出が一致しない箇所が複数あった。PTAは学校に報告し、県警飾磨署にも使途不明金が見つかったとして届け出たという。
同校によると、PTAは生徒の保護者から振り込まれた会費を計4口座で管理している。事務員は1988年にPTAに雇われ、同校事務室に週3回通勤。通帳や出納簿を1人で管理していた。自殺の理由は不明で、通帳では支出した記録があるのに、出納簿には記載のないケースが91年からあったという。
PTAは臨時総会を27日開き、保護者に報告した。出田校長は取材に「監査は毎年していたはずだが、なぜ今まで発覚しなかったのか分からない。学校も協力し、PTAと対応を検討する」と話した。【岸川弘明】