給食で集団食中毒か…児童と教諭149人が症状
読売新聞 2013年4月29日(月)13時13分配信
福岡市は29日、同市早良区の市立室見小学校(728人)の児童や教諭計149人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えたと発表した。
重症者はなく、いずれも快方に向かっているという。市は、同小内で調理された給食による集団食中毒と感染症の両面で調査している。
市教委などによると、28日正午頃、同区内の医療機関から「室見小の児童16人が嘔吐や下痢などの症状で受診した」と市中央区保健福祉センターに連絡があった。児童らは27日深夜から28日朝にかけ、体調不良を訴え始めたという。
体調不良を訴えたのは1年生47人、2年生11人、3年生37人、4年生21人、5年生14人、6年生18人の計148人と教諭1人。全学年に及んでおり、給食が原因の可能性もある。26日のメニューはみそ汁と牛丼、25日はシーフードリゾットやミニトマトなど。体調不良を訴えた調理員はいないという。
感染の拡大を防ぐため、同小は30日から5月2日まで臨時休校する。