個人情報:USB校外に持ち出し紛失、2教諭処分−−御嵩町 /岐阜
毎日新聞 2013年5月1日(水)11時55分配信
御嵩町は30日、町立中学校の生徒の個人情報を記録したUSBメモリーを校外に持ち出し紛失したとして、40代の男性中学校教諭と20代の女性小学校教諭を厳重注意処分にしたと発表した。
同町教委によると、男性教諭は11年11月ごろ、中学1年生29人の2学期の数学の成績と、不登校生徒の指導資料などを入力したUSBメモリーを校外に持ち出し、女性教諭に渡したという。女性教諭は当時、別の中学校に勤務していた。
昨年12月、県教委にUSBメモリーの入った匿名の封書が届いて発覚した。同町教委などの調査に両教諭は受け渡しを認めたという。紛失の時期などは特定できなかった。
個人情報の悪用などの被害は出ていないという。【小林哲夫】
5月1日朝刊