女子大学生の変死「府警資料開示を」 自殺根拠に疑問、遺族提訴
京都新聞 2013年5月16日(木)22時59分配信
大学キャンパスで変死した女子学生=当時(20)=の遺族が、飛び降り自殺と判断した京都府警の根拠に疑問があるとして開示請求した捜査関係資料について、一部を不開示とした府警本部長による決定の取り消しを求め、16日までに京都地裁に提訴した。
訴状によると、学生は2011年6月、校舎前で頭から大量出血して倒れていた。府警は飛び降り自殺と判断した。遺族は、心当たりがなく、12月に変死に関する書類一式を開示請求した。
12年10月までに「変死体等取扱報告」の一部などが開示されたが、事件性の判定項目▽授業を担当したとみられる講師への聴取内容−など9項目は、犯罪捜査や、公共の安全と秩序の維持に支障が出るなどの理由で黒塗りだったという。
訴状で父親は「不開示は裁量権の逸脱で違法」としている。
府警監察官室は「訴状の内容を検討したうえで対応する」とコメントした。