前秋田大副学長の酒気帯び運転:書類送検で懲戒解雇 吉村学長「許し難い」 /秋田

前秋田大副学長の酒気帯び運転:書類送検で懲戒解雇 吉村学長「許し難い」 /秋田
毎日新聞 2013年5月21日(火)12時14分配信

 酒気帯び運転で事故を起こして書類送検された秋田大の前副学長で大学院工学資源研究科教授の中田真一教授(58)に対し、懲戒解雇の厳しい処分を決めた秋田大。吉村昇学長は20日の記者会見で「何とも言えないやりきれなさ。許し難い」と怒りをあらわにした。国立大が法人化された04年以降、現職教授が懲戒解雇処分を受けるのは初めてという。
 中田教授からの事故の報告を受け、大学は今月8日に調査委員会を設置し、経緯などを調べるとともに、処分内容を検討していた。ところが、調査終了後の16日になって、昨年5月にも酒気帯び運転容疑で検挙されていたことが発覚した。
 報告しなかった理由について、中田教授は「ためらいがあった。認識が甘かった」と説明したという。大学の規定では、処分対象者は14日以内に陳述の機会が与えられるが、中田教授は処分を受け入れる意向という。
 秋田大は昨年も、を受けるなど、懲戒処分が相次いだが、今回は刑事事件。吉村学長は「法を犯してはならず大変残念。社会人としてあり得ない。信頼を獲得できるように最善の努力をする」と陳謝した。【仲田力行】
5月21日朝刊

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