父親いじめ被害届提出 浜松の中学生転落死

父親いじめ被害届提出 浜松の中学生転落死
@S[アットエス] 2013年6月1日(土)8時27分配信

 浜松市立中の男子生徒=当時(13)=が昨年6月に自宅マンション屋上から転落死した問題で、この生徒が同級生からいじめ被害を受けていたとして、父親(48)が31日、浜松中央署に被害届を提出した。父親によると、いじめに関わったとされる同級生計29人と校長、担任、部活動顧問を含む教員が対象。同署は被害届を受理した。
 同署は暴行などの容疑で調べを進める方針。井出友作副署長は「遺族の意向を踏まえて捜査していく」と話す一方、容疑の具体的な内容については言及を避けた。
 同署はこれまで、死亡した生徒の自転車を蹴ったなどとして調べた10人については、被害届の受理が可能との認識を示していた。しかし、より多くの同級生や教員の責任追及を望む父親の意向を踏まえ、10人以外の生徒らを含む被害届を受け付けたとみられる。
 転落死の原因を調べた第三者調査委員会が昨年12月にまとめた報告書によると、生徒は昨年2月ごろから嫌がらせを受け始めた。2年進級後はほぼ毎日、クラスの半数以上の男子から悪口を言われ、プロレス技を掛けられるなどしたという。
 被害届の提出後、取材に応じた父親は「やったことに対して、加害生徒や学校は何もしてくれない。警察に入ってもらうしかないと思った」と説明した。
 中学の校長は「(遺族の被害届提出は)大きなことだと受け止めている。学校としては警察の事情聴取に協力する」と話した。

静岡新聞社

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