体罰原因「大会成績に固執」47% 石川県教委が体育教員アンケート
北國新聞社 2013年6月5日(水)2時19分配信
石川県教委が県内の体育教員に行った体罰防止への意識アンケート(複数回答可)の結果が4日までにまとまった。運動部の活動で体罰が起こる要因は「顧問が大会の成績や成果に固執しているため」が47%で最も多かった。県教委はアンケート結果を基に教員への指導研修の対策を講じる。
要因として次に多かったのは「顧問と個々の生徒の信頼関係が構築されていない」が37%、「顧問のコミュニケーション能力が不足」が35%で続いた。
アンケート対象は中学、高校、特別支援学校の体育教員144人。昨年度の体罰実態調査で、県内であった体罰37件のうち運動部の活動時が15件に上ったことを受け、5月に実施した。
体罰を防ぐため必要な取り組みは「顧問が科学的・技術的な裏付けなどに基づく指導技術の向上に努める」が45%、「顧問が生徒の生活面や体調面を把握するなど、生徒理解に努める」が43%、「顧問が生徒と意識的にコミュニケーションを図る」が40%となった。
県教委はこの結果を受け、25日に「生徒との信頼関係を高める指導の在り方を学ぶ研修」、7月17、18日に「人間関係を円滑にするために感情をコントロールする手法を学ぶ研修」を新たに実施するとしている。