教員不祥事:懲戒処分増える 県教委、再発防止呼び掛けへ /愛知

教員不祥事:懲戒処分増える 県教委、再発防止呼び掛けへ /愛知
毎日新聞 2011年3月5日(土)11時50分配信

 県立守山高校(名古屋市守山区)の男性教諭(33)が女子生徒にストーカー行為をしたとして3日、懲戒免職処分になるなど、県内で教職員の不祥事が相次いでいる。今年度の懲戒処分は18人に上り、昨年度(13人)を大きく上回るペースだ。県教委は近く、不祥事防止のためのリーフレットなどを全教職員に配布し、再発防止を呼び掛ける。
 懲戒処分の内訳は免職6人▽停職6人▽減給2人▽戒告4人。うち、わいせつ行為など性にまつわる問題で処分を受けたケースが11件に上るのが特徴だ。
 県教委は、A4判のリーフレットと名刺大のチェックリストをセットにして、全教職員に配布することを決めた。「悩みを聞くためといって、安易に2人きりで面接を行っていないか」「安易にメールのやりとりを行っていないか」など九つの具体的なチェックポイントを掲載する。
 教職員課は「リーフレットなどを活用し、職員会議や校内研修会で不祥事防止に向けた取り組みを徹底するよう各校に要請する」としている。【福島祥】

3月5日朝刊

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