【ミャンマー】身分証明書偽造で9人逮捕、ヤンゴンなど

ミャンマーの当局は9日までに、国民登録証(NRC)や公文書の偽造・販売に関与した容疑でミャンマー人9人を逮捕した。イレブン(電子版)などが伝えた。 警察は8日、北東部シャン州南部タウンジーで、偽の国民登録証3枚を所持していた女を逮捕した。取り調べと捜査を進める中で、最大都市ヤンゴンのラインタヤ郡区に身分証明書偽造・販売に関与した人物がいることが判明した。 当局は8~9日、同郡区で複数の容疑者を逮捕。◇未記入の偽国民登録証100枚◇作成済み偽造国民登録証8枚◇未記入の偽海外労働許可証2,500枚◇偽の推薦状◇未記入の偽推薦状2,500枚超◇自動番号刻印機◇ゴム印◇コンピューター◇プリンター◇スキャナー――などを押収した。逮捕者の中には仲介人やコピー店の経営者なども含まれている。 ただ、一連の身分証明書偽造の中心人物として特定された人物2人は現在も逃走中。当局は、この2人を含む他の関係者の逮捕に向け捜査を進めている。 当局によると、偽の国民登録証や海外労働許可証などは1枚当たり3万チャット(約1,500円)で販売されていた。

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