(朝鮮日報日本語版) 47歳教師に娘を妊娠・中絶させらせた父が服毒自殺

(朝鮮日報日本語版) 47歳教師に娘を妊娠・中絶させらせた父が服毒自殺
朝鮮日報日本語版 2013年7月24日(水)12時50分配信

 47歳の高校教諭が女子生徒と性的関係を持ち、妊娠させた上、人工妊娠中絶手術まで受けさせていた事実が発覚し、この教諭が解雇処分を受けていたことが分かった。一方、女子生徒の父親(44)は教諭を告訴したが、裁判所が逮捕状の請求を却下した後、服毒自殺した。
 慶尚北道青松警察署が23日発表したところによると、今年3月、高校に通う自分の娘が担任教諭と性的関係を持ち、妊娠した上、人工妊娠中絶手術まで受けたとして、女子生徒の父親が問題の教諭の処罰を求め、警察に告訴状を提出した。
 生徒の父親は、担任教諭が昨年6月から11月にかけ数回にわたり、娘に性的暴行を加えた、と主張したという。告訴状を受理した警察は、問題の教諭に対し捜査を行い、その結果を慶尚北道教育庁(省に相当)に報告した。同道教育庁はさらに自主的な調査を行い、事実を確認して、先月20日付で問題の教諭に対し解雇処分を下した。
 一方、警察は問題の教諭について「児童・青少年の性の保護に関する法律」違反容疑で逮捕状を請求したが、裁判所は「教諭と女子生徒(告訴した男性の娘)の間で強制的に性的関係を持ったことは認められない」として、請求を却下した。
 これを悲観したのか、生徒の父親は今月22日未明、自宅で毒物を飲んで自殺を図り、病院に運ばれたが、同日中に死亡した。

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