日体大駅伝部監督にパワハラ疑惑浮上 関東学連が調査要請 13年に豊川工で体罰

日体大駅伝部監督にパワハラ疑惑浮上 関東学連が調査要請 13年に豊川工で体罰
デイリースポーツ 2018/9/7(金) 14:43配信

 7日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が、箱根駅伝の古豪・日体大駅伝部の渡辺正昭監督の選手に対するパワーハラスメント(パワハラ)を報じた問題で、関東学生連盟の日隈広至副会長が川崎市内で行われている日本学生対校選手権の会場で報道陣に対応した。

 この日、日体大から報道が出ることの報告を受けたことを明かし、今後、大学側に調査を要請する。処分などについては「報告を受けて判断する」とした。これまで日体大の問題の報告を受けたことがあるか?と問われたが「聞いたことはないですね」と、話すに止めた。

 「FRIDAY」の報道では故障者に対して「障害者」、練習についていけなくなった学生に対して、伴走車から「ひき殺す」などの発言があったとされ、蹴りなどの体罰で選手に怪我をさせたとも報じられている。

 渡辺監督は93年から指導していた豊川工高でも体罰問題で13年に退職している。その後、日体荏原高の保健体育教諭を経て、15年から母校・日体大の駅伝部を指導している。

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日体大駅伝監督パワハラか けがの部員に「ざまあみろ」
朝日新聞デジタル 2018/9/7(金) 18:56配信

 正月の箱根駅伝で10度の優勝を誇る日体大陸上部の男子駅伝ブロックの部員2人が、渡辺正昭駅伝監督(55)から暴言などのパワハラを受け、今夏、退部に追い込まれていたことがわかった。大学は監督や部員からの聞き取り調査に乗り出した。現在、日本学生対校選手権が開催されているが、渡辺監督は自宅待機となっている。

 一部報道によると、渡辺監督がけがをした部員に「ざまあみろ」などと怒鳴り、練習の参加も認めないといったことがあったという。

 渡辺監督は日体大出身。高校駅伝の強豪校で知られる愛知・豊川工の教諭時代にも陸上部監督を務め、2013年には部員に体罰を繰り返していたとして、愛知県教育委員会から停職4カ月の懲戒処分を受けたことがある。15年に日体大の男子駅伝監督に就任した。

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日体大駅伝監督、暴言や暴力か…大学側が調査へ
読売新聞 2018/9/7(金) 20:06配信

 日本体育大は7日、陸上部の渡辺正昭駅伝監督(55)が部員に対する暴言や暴力行為を繰り返していたとの記事が一部週刊誌に掲載されたとして、大学内の部活動を統括する「学友会」が調査に乗り出したことを明らかにした。長野県内で合宿の指導にあたっていた渡辺監督は、調査結果が出るまで自宅待機となった。

 記事は退部者の証言として、渡辺監督が2015年春の就任以降、部員への暴言を繰り返し、脚を蹴ってケガを負わせたケースもあるとしている。すでに部員への聞き取り調査が進められており、日体大広報課は「学友会が(渡辺監督にも)速やかに話を聞くことになる」としている。

 渡辺監督は日体大OBで、13年に指導する高校での体罰問題が表面化して退任。日体大は再発の恐れがないと判断して監督を任せた。渡辺監督の就任後、チームは箱根駅伝で3年続けてシード権を獲得し、今年は総合4位。関東学生陸上競技連盟の日隈広至副会長は「日体大に調査を依頼しており、文書で報告してもらうことになっている」と話した。

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渡辺正昭、こいつも久しぶりの登場です。

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